コンプライアンス職への転職を目指している方に向けて、ここではまず、コンプライアンス職とは具体的にどういうものなのか、どういう人材が求められるのか、などについて解説していきます。
コンプライアンス職とは、大きなくくりで言うと、法務部の一種となります。
企業によって呼び方や位置づけはさまざまで、「法務担当」と言うところもあれば、「コンプライアンス部」「コンプライアンス担当」「コンプライアンス部門」などと区分されていることが多いです。
東証一部上場企業や、法的規制が厳格な金融・医療機関などにおいては、コンプライアンス職が独立した領域として設置されている傾向にあります。
コンプライアンス職が実際に担う業務は、事業や社内作業において法令順守を徹底するよう社員に教育することです。
また、法令に照らし合わせて、社の取り組みが正しいか否かを判断する役割も担います。
こういったリーガル色の強い業務がメインとなることから、法務関連部署での就業経験がある人や法務関連の学部卒・専門卒の人が重宝されやすいと言えます。
実際、求人にも経験者を募集している内容はよく見受けられます。
また、十分な知識と経験があるとされる中高年の採用率が高いことも特徴です。
しかし、コンプライアンス部門が独立してあり、所属人数が多く教育体制が整ったところなどはこの限りではありません。
未経験の場合コンプライアンスの求人は大手をメインに探していくと良いでしょう。
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